2026年のワールドカップ開催を前に、フットボール由来のスニーカーが再び熱を帯びている。"ADIDAS ORIGINALS(アディダス オリジナルス)"も、1994年に登場した名作スパイク"PREDATOR(プレデター)"のDNAを現代のストリートへと広げてきた。折り返しシュータン、ラバーエレメント、ボールを操るためのアグレッシブなデザインは、"ZINEDINE ZIDANE(ジネディーヌ・ジダン)"や"DAVID BECKHAM(デイヴィッド・ベッカム)"の足元でも記憶されるフットボール史のアイコンである。その流れを受け継ぐ"PREDATOR SALA(プレデター サラ)"は、2006年の"PREDATOR ABSOLUTE(プレデター アブソリュート)"を思わせるアッパーに、インドアコートや日常でも扱いやすいフラットなソールを組み合わせた一足。"METALWOOD STUDIO"とのコラボレーションなど、競技用スパイクの記憶をカルチャーへ接続するモデルとして存在感を高めている。
今回タッグを組んだ"SOLE PLAY(ソール プレイ)"は、アトランタを拠点にストリートウェア、スニーカー、ゲームカルチャーを重ねてきたBlack-ownedのショップである。LawrencevilleやDecaturを中心にコミュニティを広げ、女性や若い世代へ向けた取り組み、コーディングイベント、地域支援なども展開。ショップでありながら、ファッション、ゲーム、音楽、テクノロジーをつなぐカルチャープラットフォームとして機能している。本作"PRESS PLAY(プレス プレイ)"は、BIPOCコミュニティに根差したリテーラーを支援する"adidas Business Track"から生まれたプロジェクト。アトランタが持つスポーツ、ゲーム、音楽、クリエイティブのエネルギーを、フットボールシューズの上で表現している。
アッパーには、サイバーパンクな光を放つグリーン系のレザーを採用。角度によって表情を変える艶やかな質感に、鮮やかなレッドのスリーストライプスを走らせ、モニターの光やゲーム筐体のネオンを思わせるコントラストを作り出した。折り返し式のタンには交換用カバーが用意され、グリーン、レッド、回路基板のようなグラフィックなど、スタイリングに合わせて表情を変えられる仕様となっている。シューレースもレッド、グリーン、ブルーを付属し、ゲームのコントローラーを操作するように自分だけの組み合わせを楽しめる。ヒールには左足にポーズ、右足にプレイの記号を浮かべるレンチキュラーパーツを配置。深いグリーンを差したアウトソール、ブルーのライニング、立体感のあるラバーエレメントが重なり、フットボールブーツの鋭さとゲームカルチャーの遊び心を一足に封じ込めている。
海外では2026年6月13日にSOLE PLAYの店舗およびオンラインにて発売予定。価格は$150。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
(pic. Sneaker News)