カリフォルニアのサンホアキンバレーにルーツを持ち、グラフィックデザインからファッションの世界へと歩みを進めた"WILLY CHAVARRIA(ウィリー・チャバリア)"。ラルフローレンでラグジュアリーなメンズウェアの基礎を磨き、自身のレーベルではチカーノカルチャー、ワークウェア、宗教性、クィアコミュニティ、移民としての視点を、力強いテーラリングとドラマティックなシルエットへと落とし込んできた。2015年に自身の名を冠したブランドを本格化させると、社会的なメッセージと美しい服作りを同じ熱量で結びつける姿勢が高く評価され、2023年、2024年にはCFDAのアメリカン・メンズウェア・デザイナー・オブ・ザ・イヤーを連続受賞。近年はパリのランウェイでも存在感を強め、"ADIDAS(アディダス)"との協業でも、"JABBAR(ジャバー)"、"SUPERSTAR(スーパースター)"、"COPA MUNDIAL MEGARIDE(コパ ムンディアル メガライド)"など、スポーツのアーカイブを濃密なファッションピースへと再構築してきた。
今回ランウェイで披露されたのは、アディダスを代表するテニスシューズ"STAN SMITH(スタンスミス)"をベースにした新作が披露された。"WILLY CHAVARRIA"が手掛ける本作は、素材とディテールの違いで見せる2カラーで構成。鮮やかな"グリーン"は、テニスコートの芝生を思わせる毛足の長いシャギースウェードでアッパー全体を包み込み、通常のスムースレザーとは大きく異なる表情へ。ホワイトのシューレースとソールで"STAN SMITH"らしいクラシックさを残しつつ、サイドには筆記体の"WILLY CHAVARRIA"ロゴを配置し、ランウェイ仕様らしい質感を際立たせている。
一方の"ホワイト"は、定番のホワイト/グリーンを思わせる配色を保ちながら、ヒールタブにグリーンのシャギースウェードを採用。サイドのパーフォレーション部分には、ブランドの象徴的なローズモチーフをグリーンの糸で刺繍し、白いアッパーに繊細なアクセントを加えている。ヒールサイドには"WILLY CHAVARRIA"のロゴを入れ、後方には「W」を描くように重なるテープ状のパーツを追加。シンプルなテニスシューズに、チャバリアらしいクラフト感とシンボリックなディテールを重ねた仕上がりとなっている。
現時点では"WILLY CHAVARRIA × ADIDAS ORIGINALS STAN SMITH"の正式な発売日、価格、スタイルコードは未発表。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
(pic. SNEAKER NEWS)