エアマックス40周年へ、幻のサンプルを思わせる"AM95"!
1987年、"NIKE(ナイキ)"のデザイナー、"TINKER HATFIELD(ティンカー・ハットフィールド)"が手掛けた"AIR MAX 1(エアマックス 1)"によって、ミッドソール内部に隠されていた"AIR(エア)"は外から見える存在となった。パリの"CENTRE POMPIDOU(ポンピドゥー・センター)"に着想を得たビジブルエアは、機能をデザインの主役へ押し上げ、以後の"AIR MAX(エアマックス)"シリーズを決定づける革新となる。2027年は、その初代"AIR MAX 1"から40年を迎えるアニバーサリーイヤー。ナイキのランニング史、そしてスニーカーカルチャーの変遷を振り返る節目として、アーカイブの奥に眠る試作品を思わせる"LOST SAMPLES(ロスト サンプルズ)"のコレクションが動き出す。
同テーマでは、白赤のオリジナルカラーに微妙なズレを加えた"AIR MAX 1"、インフラレッドをサンプル風に再編集した"AIR MAX 90"が浮上している。そして今回ラインナップされるのが、1995年に"SERGIO LOZANO(セルジオ・ロザーノ)"が生み出した"AIR MAX 95(エアマックス 95)"である。人体解剖学や雨に削られた地層から着想を得た波状のサイドパネル、肋骨のように足を支えるレースループ、背骨を思わせるソールユニットは、当時のランニングシューズの常識を大きく変えた。さらにシリーズで初めて前足部にもビジブルエアを搭載し、ブラックミッドソールや小さなスウッシュといった大胆な要素を組み合わせたことで、初代"イエローグラデ"は日本の90年代ハイテクスニーカーブームを象徴する存在となった。
"LOST SAMPLES"仕様では、そのイエローグラデの完成品へ至る前のカラーテストのような違和感を差し込んでいる。アッパーはホワイトのメッシュから淡いグレー、チャコールへと流れるグラデーションで構成し、ブラックのミッドソールが足元を低く引き締める。レースループには鮮やかなオレンジを配置し、通常のネオンイエローとは異なる熱量をプラス。ヒールサイドのミニスウッシュ、前足部のビジブルエア周辺、アウトソールにはネオンイエローを効かせ、エアユニットには赤みを帯びたカラーを忍ばせている。さらにアウトソール中央にはオレンジのグラフィックを走らせ、ポップな印象を醸し出す。名作カラーの懐かしさと、未完成品を見つけたような高揚感が重なる、40周年にふさわしい一足となりそうだ。
海外では2027年春にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$210。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
Item Detail
ナイキ エアマックス 95 "ロスト サンプルズ" (IX5142-001)
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