"THE NEPTUNES(ザ・ネプチューンズ)"や"N.E.R.D.(エヌ・イー・アール・ディー)"で音楽シーンで頭角を表し、ソロでも"HAPPY"の世界的ヒットを生み出した"PHARRELL WILLIAMS(ファレル・ウィリアムス)"。プロデューサー、アーティスト、起業家、ファッションデザイナーとして活躍し、"BILLIONAIRE BOYS CLUB(ビリオネア ボーイズ クラブ)"や"ICECREAM(アイスクリーム)"でも2000年代のストリートカルチャーに大きな痕跡を残した。2023年には"LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)"のメンズ・クリエイティブ・ディレクターに就任。音楽、ファッション、アートを結びつける感性こそ、ファレルのクリエイションを特別なものにしている。
"ADIDAS ORIGINALS(アディダス オリジナルス)"との関係は2014年に本格始動、多様性や平等、ポジティブな色彩感覚をスニーカーへ落とし込んできた。近年はさらに、自身のルーツをコンセプトにした"VIRGINIA(バージニア)"の世界観へと歩みを進めている。大胆なボリュームで話題を呼んだ"ADISTAR JELLYFISH(アディスター ジェリーフィッシュ)"、ミニマルなスリップオンの"VIRGINIA VARIO FLAT EARTHER(バージニア バリオ フラット アーサー)"、そしてアーカイブを水辺のムードへ引き寄せた"WATER MOC(ウォーター モック)"など、故郷の名を冠したシリーズは、ファレルの新ラインとなっている。
今回登場する"VIRGINIA WATERMOC(バージニア ウォーターモック)"は、1997年に登場した"EQUIPMENT WATER MO(エキップメント ウォーター モー)"を現代的に再解釈。水辺での着用を想定した軽量なテクニカルアッパーと、濡れた路面でもグリップを意識した低めのラバーアウトソールを受け継ぎながら、ファレルらしいファッション性を注入。足の甲を大きく覆うワイドストラップは、内側の履き口付近から斜めに足を包み、外側のエラスティックコードでフィットを調整する構成となる。さらにミッドソールの溝やアウトソールのラグには、2000年代の"CARNUBA ADVENTURE MOC(カルヌバ アドベンチャー モック)"を思わせるアーカイブの記憶も重ねられている。
"STARFISH(スターフィッシュ)"の愛称で披露された今作は、パリ・ファッションウィークで姿を見せた5色展開。レッド、イエロー、ブルー、グリーン、ブラックの鮮やかなカラーバリエーションが用意され、ほぼ単色に近い構成によって、開放感のあるアッパー、彫刻的なパネル、独特なストラップシステムを際立たせている。アウトドア、水辺、ストリートをファレルの感性で結び直した、"VIRGINIA"らしい実験性に満ちた一足となりそうだ。
海外では2026年9月15日にアディダス取扱店にて発売予定。価格は$220。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
(pic. Sneaker Bar Detroit)