韓国出身で米国・バージニアを拠点に活動するデザイナー、"JUNGHOON SON(ジュンフン・ソン)"が手掛ける"VANDYTHEPINK(ヴァンディザピンク)"。ブランド名には、母が韓国で営んでいた洋品店への記憶と、希望を象徴する韓国語の「ホタル」や「ピンク色の光」にまつわるストーリーが込められている。ハンバーガーやスイーツなど、身近な食のモチーフをスニーカーやアパレルへ変換するポップな感性で知られ、2025年には"PUMA SUEDE "HAMBURGER""でハンバーガーをテーマにした遊び心を披露。さらに"ATMOS × VANDYTHEPINK × ASICS SPORTSTYLE GEL-NIMBUS 10.1 "BANANA SPLIT""では、ストロベリーとバナナスプリットを思わせる甘い配色で、"ASICS SPORTSTYLE(アシックス スポーツスタイル)"のランニングシューズにユーモラスな個性を注ぎ込んだ。
最新コラボとして浮上したのが、"GEL-KAYANO 12.1(ゲルカヤノ 12.1)"である。ベースとなるモデルは、2006年に登場した"GEL-KAYANO 12"のアッパーデザインに、"GEL-NIMBUS 17(ゲルニンバス 17)"由来のソールユニットを組み合わせたハイブリッド仕様。"GEL-KAYANO"らしい安定性への思想を受け継ぎながら、2000年代ランニング特有の複雑なレイヤー、通気性を高めるメッシュ、甲冑を思わせる立体的な補強パーツによって、足元に力強い奥行きを与えている。ミッドソールには軽量性と反発性を両立する"FLUIDRIDE(フルイドライド)"を採用し、前足部とヒールに配した"GEL(ゲル)"テクノロジーが、ボリュームのある見た目に快適なクッション性をもたらす。
今回のコラボレーションでは、前作のストロベリーとバナナスプリットの甘い世界観を混ぜ合わせ、ネオポリタンアイスのようなカラーリングへとアレンジ。アンティークホワイトのメッシュとクリーム系パネルをベースに、メタリックシルバーのオーバーレイを重ね、ピンク、イエロー、ミントグリーンを各所に散りばめている。GEL-KAYANO 12.1の緻密なパーツ構成が、アイスクリームのフレーバーを重ねるように色を受け止め、ランニングシューズの機能的なラインに甘さと遊び心を添えているのが魅力だ。ソールもホワイト、ピンク、イエロー、グリーンで切り替え、アウトソールにはストロベリーやチョコレートを思わせるピンクとブラウンを配置。インソールにはアイスクリームコーンのキャラクターを描き、スペシャルボックスもヴィンテージのパーラーを思わせるベージュトーンでまとめられている。プロダクト全体でVANDYTHEPINKの世界観を楽しめる、コレクタブルな一足となりそうだ。
海外では2026年7月1日にアシックス取扱店にて発売予定。価格は$250。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
(pic. sivasdescalzo)