1993年に登場したクッショニングテクノロジー"ABZORB(アブゾーブ)"は、着地時の衝撃を吸収しながら、次の一歩へつながる反発性も備えた"NEW BALANCE(ニューバランス)"を象徴する機能のひとつである。90年代以降のランニングシューズを支えてきたそのテクノロジーを、2000年代ランニングの曲線的なスピード感と現代的なライフスタイルの感覚で再構築したのが"ABZORB 2000(アブゾーブ 2000)"である。ビジブルテックを主役へ押し上げる大胆なソールユニットと、装飾を抑えたアッパーが融合し、過去のランニングヘリテージを未来的なデザインへと置き換えている。
今回スタンバイした"ABZORB 2000S"は、そのシルエットをさらにミニマルでフューチャリスティックな雰囲気へ仕立てた一足。アッパー全体を柔らかなイエローを帯びたフェンネルシードで包み込み、初夏から夏本番の足元に似合う軽やかなムードを作り出している。甲部分には、あえて毛羽立ちのような使い込んだ風合いをプラス。滑らかなワントーンの中に経年変化を思わせる奥行きを生み、クリーンな未来感だけでは終わらない表情を与えた。履き口まわりにはメッシュ素材を用い、足当たりの柔らかさとフィット感を高めている点も見逃せない。
足元には、フルレングスの"ABZORB"クッションと分割された"ABZORB SBS"ポッドを組み合わせたソールユニットを搭載。さらにセグメント化されたソールには"STABILITY WEB(スタビリティ ウェブ)"シャンクを備え、ボリュームのある見た目に安定感を加えている。グレーがかった半透明のポッドやブラックのアウトソールが淡いアッパーを引き締め、サイドの小ぶりな"N"ロゴも控えめなアクセントとして機能。ミニマルなアッパーとメカニカルなソールの対比が際立つ、"ABZORB 2000S"らしい奥行きある仕上がりとなっている。
海外では2026年7月16日にBSTNにて発売開始。価格は199.99 EUR。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
(pic. BSTN)