テーラードの余韻を宿すASICS新型"GEL-AXIS FF"!
1990年に千葉で生まれたデザイナー"大月壮士"が、2015年にスタートさせたメンズウェアレーベル"SOSHIOTSUKI(ソウシオオツキ)"。文化服装学院メンズウェア科と、より実験的な視点を育む"COCONOGACCO(ここのがっこう)"で学び、日本の古典芸能への関心を、緻密なクラフトマンシップとテーラーリングへと落とし込んできた。2016年には"LVMH PRIZE"のショートリストに名を連ね、2019年に"TOKYO NEW DESIGNER AWARD"を受賞。そして2025年には"LVMH PRIZE"のグランプリを獲得し、東京発のテーラードスタイルを世界へ押し上げる存在となった。
2027年春夏コレクションで掲げられたテーマは、"SALVADOR DALI(サルバドール・ダリ)"の作品から着想を得た"THE PERSISTENCE OF MEMORY(記憶の固執)"。厳格な服の輪郭が、時間や重力によって柔らかく崩れていくようなムードを、パターンや素材の扱いによって表現している。その世界観の中で披露されたのが、"ASICS(アシックス)"との新型コラボレーション、"GEL-AXIS FF(ゲルアクシス FF)"。バックステージ映像では、会場の歴史的な装飾、フィッティング中のモデル、床に並べられた複数のサンプルが映し出され、服と靴を同じコレクションの一部として作り込む姿勢が伝わってくる。さらに、"ASICS"の神戸アーカイブルームに残る1980年代のシューズにも触れながら、過去へのまなざしと現代的な機能美をつなぐ一足として位置付けられている。
アッパーは、クラシックなパーフォレーテッドレザー仕様と、ヴィンテージ調の高密度メッシュ仕様の2系統で構成。オフホワイトのメッシュモデルに立体的な編み目の表情が強調され、足元に軽さと奥行きをもたらしていた。ブラックのレザーにはホワイトのアシックスストライプを走らせ、ドレスシューズにも通じる引き締まった表情を形成。一方、オフホワイト系のメッシュにはレッドやブルーのストライプを重ね、淡いトーンの中にスポーティーな緊張感を加えている。丸みのあるトゥ、低く抑えた履き口、ボリュームのあるソールユニットは、ノスタルジックなヴィンテージ感と現代の歩行性を同時に感じさせる。ヒールサイドには"SOSHIOTSUKI"のロゴを配置し、テーラードブランドならではの静かな品格を添えた。現段階では4カラーでの展開が見込まれており、ASICSのパフォーマンス由来の快適性と、"SOSHIOTSUKI"の繊細な服作りが交わる注目作となりそうだ。
日本国内では2027年春夏シーズンより発売予定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
Item Detail
ソウシオオツキ × アシックス スポーツスタイル ゲルアクシス FF
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