つま先に弧を描く"スマイル"、ヒールラベルの"ヒゲ"で親しまれる、"CONVERSE(コンバース)"の名作、"JACK PURCELL(ジャックパーセル)"。その名は、カナダ出身の伝説的なバドミントンプレイヤー、"JOHN EDWARD JACK PURCELL(ジョン・エドワード・ジャック・パーセル)"に由来する。1935年に第1号モデルが誕生し、競技用シューズとしてのルーツを持ちながら、シンプルでクリーンな佇まいによって、スポーツの枠を越えて日常のスタイルにも溶け込んでいった。
"1935"という数字は、"JACK PURCELL"の原点そのものを示すキーワードでもある。トウを保護するラバーの意匠、フラットな接地感、無駄を抑えたローカットのフォルムは、ラケットスポーツのために生まれ、時代を経るほどにファッションアイテムとしての説得力を増してきた。スニーカーの顔となる"スマイル"や"ヒゲ"は、控えめなディテールでありながら、一目で"JACK PURCELL"と分かる個性を作り出している。
その生誕90周年を機に、2025年より始動したのが、当時のシルエットに現代的な履き心地を落とし込んだ最上位モデル、"JACK PURCELL 1935"である。4本ステッチ仕様の踵紐、内外で長さを変えた非対称のトウガード、厚みのあるフリクションテープ、緩やかなカーブを描くサイドステッチなど、過去のディテールを丁寧に拾い上げた設計が特徴。さらに新開発のアナトミカルラスト、高さ13mmのPUウェッジヒール、土踏まずを支えるファイバーシャンク、通気性に優れた"ORTHOLITE(オーソライト)"インソールを組み合わせ、クラシックな見た目と快適な履き心地を両立している。
本作は、"JACK PURCELL 1935"をベースに、毛足の短いイタリアンスエードをアッパーに採用。カラーは淡く落ち着いたアンティークホワイトでまとめ、生成りのような柔らかさと、スエードならではの陰影を引き出している。ラバーのトウキャップやミッドソールも同系色で揃えることで、ジャックパーセルらしい端正な輪郭を保ちながら、レザーともキャンバスとも違う穏やかな表情へ。黒のスマイルが控えめなアクセントとなり、ヒールには"1935"ロゴ入りのラベルを配置。メタルアイレット、レザーライニング、ホワイトのスペアシューレースも備え、カジュアルな装いからきれいめなスタイルまで自然に馴染む一足に仕上げられている。
日本国内では2026年7月17日にコンバース オンラインショップにて発売予定。価格は23,100円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
(pic. converse)