1987年の"AIR MAX 1(エアマックス 1)"から始まった、"AIR MAX(エアマックス)"の革新。ミッドソールに隠されていた"AIR(エア)"を外から見せることで、クッショニングをデザインの主役へと導いた。そのコンセプトを現代のウィメンズスタイルへ向けて再構成したのが、2024年末に発表され、2025年から本格展開された"AIR MAX MUSE(エアマックス ミューズ)"である。
開発にはコンピュテーショナルデザインを取り入れ、サイズ、形状、素材の質感、エアクッショニングの関係を検証。わずかに誇張したプロポーションと高くえぐられたアーチによって、ヒールのエアユニットへ自然に視線を導く構成を作り上げた。エアの周囲を滑らかな半光沢パーツで包み、成型した合成皮革のオーバーレイと異なる表情のテキスタイルを重ねることで、スポーツの機能をファッションとして見せている。
ブラック系では、パテント調の光沢を全面に押し出した"トリプルブラック"や、通気性を意識した"オープンメッシュ仕様"が登場してきた。今作は軽やかな素材構成を受け継ぎながら、履き口からヒールサイドへフラワーモチーフを散りばめている。花びらは艶のあるブラックで仕上げ、その中心をメタリックシルバーのスタッズで固定。力強いオールブラックのシルエットに、アクセサリーのような繊細さを加えた。
アッパーは目の粗いブラックメッシュをベースに、トウ、アイステイ、サイドへ光沢のあるシンセティックパネルを配置。外側の前足部には楕円形のパーツを連ね、複雑な面の重なりを強調している。サイドのミニスウッシュやシュータンの新しい"AIR MAX"ロゴもダークトーンでなじませ、メタリックの輝きを細部へ絞った。ボリュームのあるヒールには"MAX AIR(マックスエア)"クッショニングを収め、フォームミッドソールと同心円状の溝を刻んだラバーアウトソールを組み合わせる。角度によってメッシュ、パテント調の光沢、花のスタッズが異なる表情を見せる、ブラック主体の奥行きを楽しめる仕上がりとなっている。
日本国内では2026年7月12日にナイキ取扱店にて発売予定。価格は21,230円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
(pic. NIKE)