銀色のレイヤーと黒いメッシュが2000年代の雰囲気を醸し出す!
1993年に始動した"GEL KAYANO(ゲルカヤノ)"は、長距離走に必要な安定性、クッション性、耐久性を追求してきた"ASICS(アシックス)"の代表的なランニングシリーズである。その14代目として2008年に登場した"GEL-KAYANO 14(ゲル カヤノ 14)"では、初代から設計を担った榧野俊一氏に代わり、山下秀則氏が初めてデザインを担当。かかとで着地し、つま先で蹴り出す一連の動きを"閃光"として捉え、色、線、素材、シルエットのすべてでスピードを表現した。その完成度は高く評価され、米国のランニング専門誌"RUNNER'S WORLD"で"INTERNATIONAL EDITOR'S CHOICE"を受賞している。
機能面でもシリーズの転換点となり、アシックスのシューズとして初めて、着地時の力に合わせて形状を変える「せん断変形GEL構造」を採用。メッシュの上へ細かな補強パーツを重ねたアッパーも、通気性を確保しながら足を支える当時のランニング設計から生まれた。現在のライフスタイル版は2008年のツーリングと"GEL(ゲル)"テクノロジーを残しつつ、素材とフィット感を日常向けに調整している。
2020年の復刻時には、"KIKO KOSTADINOV(キコ・コスタディノフ)"がカラーと素材を選定した"UB1-S GEL-KAYANO 14"も登場。スポーツのために組み上げられた複雑なパネルと厚みのあるソールが、ファッションではY2Kスタイルを象徴するデザインとして再評価された。その後も"JJJJOUND(ジョウンド)"をはじめとするコラボレーションに採用され、2000年代ランニングシューズの魅力を現代へ伝えるモデルとして支持を広げている。
今作は、目の粗いブラックメッシュをベースに、キャリアグレーの合成素材を幾重にも配置。アシックスストライプと前後の補強パーツにはメタリックシルバーを使い、オリジナルのテーマである"閃光"を思わせる輝きを加えた。ストライプを縁取るブラックが各パーツの境界を鮮明にし、つま先からヒールへ流れる曲線を強調。シルバー一辺倒にせず、ブラックを面と線で差し込むことで、重さを抑えたシャープな印象へまとめている。ソールはホワイトと淡いセイルカラーで切り替え、アッパーの無機質な配色に柔らかなニュアンスをプラス。ヒールから中足部にかけて見えるブラックの"GEL"とアウトソールが足元を引き締める。
海外では2026年8月にアシックス取扱店にて発売開始。価格は$165。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
Item Detail
【海外8月発売開始】アシックス スポーツスタイル ゲル カヤノ 14 キャリアグレー/ブラック (1203A537-026)
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