"NIKE (ナイキ)"の"ALL CONDITIONS GEAR(オール コンディションズ ギア)"は、その名の通り天候や地形に縛られないパフォーマンスを追求してきたアウトドアカテゴリーである。そのルーツには、1978年のK2遠征で"RICK RIDGEWAY(リック・リッジウェイ)"と"JOHN ROSKELLEY(ジョン・ロスケリー)"が軽量ランニングシューズ"LDV"を履いたエピソードがあり、重厚な登山靴が主流だった時代に、軽くしなやかなフットウェアの可能性を示した。1989年に本格始動した"ACG"は、ランニング、ハイキング、クライミングをつなぐ"NIKE"らしいアウトドアギアとして、実用性と鮮やかな色彩を武器に独自の存在感を築いてきた。
その現代的な回答として登場したのが、"ACG ZEGAMA TRAIL(ACG ゼガマ トレイル)"である。ウルトラマラソンや長時間の山岳行動を見据え、"ACG"の中でも屈指のタフさを備えたモデルとして設計。足裏には反発性に優れる"ZOOMX(ズームエックス)"フォームを配置し、その下に"CUSHLON 3.0(クシュロン 3.0)"を重ねることで、柔らかな推進感と不整地での安定感を両立させている。前足部には岩場から足を守るロックプレート、アウトソールには"VIBRAM MEGAGRIP(ヴィブラム メガグリップ)"と"TRACTION LUG(トラクション ラグ)"を備え、濡れた路面や荒れたトレイルでも確かなグリップを発揮。広めに取られたトゥボックス、石や小枝の侵入を抑えるストレッチゲイター、ミッドフットを支えるフィットバンドなど、長距離のトレイルで求められる保護性とホールド感も抜かりない。
今作では、その"ZEGAMA TRAIL"を"GORE-TEX(ゴアテックス)"仕様へアップデート。防水透湿メンブレンが雨や水たまりへの対応力を高め、天候が崩れた場面でも快適な足入れ感を保ってくれる。メッシュ状のライトシルバーアッパーには、鮮烈なセーフティオレンジのマッドガードとミッドソールを大胆に配置。ブラックのラバーアウトソールが足元を引き締め、ヒールサイドの"GORE-TEX"ロゴや三角形の"ACG"ロゴが、全天候型ギアとしてのキャラクターを明確に主張する。山岳フィールドで鍛えられた実用性と、街でも映える視認性の高いカラーリングが交差した、"ACG"らしい一足へと仕上げられている。
海外では2026年7月16日よりナイキにて発売開始。価格は4,599 MXN。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
(pic. NIKE)